こんにちは。毒女(@doramaotaku_pro)です。
美人さん
という方いますか?
✔この記事の内容は
- 「35歳の少女」第1話の他人の感想がわかる!
- 「35歳の少女」第1話のネタバレあらすじがわかる!
です。元脚本家のドラマオタクが記します。※ネタバレあります!
わかち合えればうれしいです、参考になれば幸いです~(※アイキャッチ画像:日本テレビ「35歳の少女」公式サイトより)
目次
「35歳の少女」第1話感想
子供おばさんしんどい…
と思いました。
「子供おばさん」とは「大人女子」の対極。
- 年相応に精神が成熟していないおばさん
- 大人になりきれない若作りの子供っぽいおばさん
のことです。
ドラマの主人公はドラマ的には「子供おばさん」ではありません。
でも「子供おばさん」に見えちゃいます。
なぜなら、柴咲コウ様が、様々な人生経験を積んでいる39歳の女性だからです。
たぶん、実際に植物状態で長年眠っていた人は、感情や表情使わないし、日に焼けないから外見サラッとされてるんじゃないですかね。
内面と外見の印象にそんなに差がなくて、「子供おばさん」にはならなさそうです。
でも柴咲コウ様は顔や表情に年輪が刻まれているじゃないですか。
年相応の魅力があるじゃないですか。
いくらドラマとはいえ、中身だけ子供なのが浮きまくってて、おばさんがぶりっこしてるようにしか見えなくて痛々しかったです。
「子供おばさん」ってそこら中にめちゃめちゃいますからね。
「子供おばさん」ってめちゃめちゃ嫌われて叩かれますからね。
己の身にも覚えがあるからでしょうか、直視するのがしんどかったです。
ドラマの感想からずれてすみません。
ドラマの内容自体は、興味深いけど面白くはなかったです。
面白くなかった理由は、
出オチ
中身10歳、外見35歳という設定は面白かったです。
でもその後は何が面白いのか、面白さのツボがよくわかりませんでした。
最初のインパクトで終わったという印象です。
人物にかわいげがない
みんなイライラカリカリしてて見てて疲れました。
ここから変化成長するのでしょうけど。
愛すべきワンポイント(魅力)がもっと伝わるような描き方がよかったです。
女性陣の鈴木保奈美様と柴咲コウ様と橋本愛様、雰囲気が似てますよね。
軟か硬なら硬。温か冷なら冷。
家族役だから似てて凄いんですけど。
お一人ずつだと素敵だけど、3人集まると迫力がありすぎました。
パパはかわいかったです。
***
面白かった部分もありました。
- 10歳の少女が35歳の外見で目覚めるインパクト
- 引きこもり息子パート
です。
とりあえず、来週も見てみます~
毒女
「35歳の少女」第1話ネタバレあらすじ
【主な登場人物】
- 時岡望美(柴咲コウ)
- 時岡多恵(鈴木保奈美)…望美の母
- 時岡愛美(橋本愛)…望美の妹
- 今村進次(田中哲司)…望美の父
- 広瀬結人(坂口健太郎)…望美の初恋の人
10歳の望美、35歳になる
10歳の今村望美が、母の多恵(鈴木保奈美)からおつかいを頼まれます。
自転車で出かけます。
坂道を疾走します。
ブレーキがきかず、ガードレールに衝突します。
***
望美が目を覚まします。
白髪頭で老けこんだ母の多恵がいます。
望美は多恵から「25年前事故に遭ってずっと眠っていた。いまは35歳」と言われ、鏡を見せられます。
35歳の姿(柴咲コウ)が映っています。
【感想】
ここまでがスピーディでわかりやすくてめちゃめちゃ面白かったです!
望美、家族と再会
病院に望美の父・進次(田中哲司)と妹・愛美(橋本愛)がやって来ます。
多恵が、
- 20年前に夫婦が離婚したこと
- 愛美も家を出て家族はバラバラなこと
を望美に言わないよう、進次と愛美に釘を刺します。
望美にショックを与えないためです。
望美、進次、愛美が対面します。
望美は声が出ません。
かろうじて「モモ」とだけ口にします。
「モモ」とは何でしょう?
愛美の現状
愛美は広告代理店に勤務しています。
仕事をバキバキやる性格きつめの社員という感じです。
同僚の相沢秀男(細田善彦)からも頼られています。
進次の現状
進次は多恵と離婚後、加奈(富田靖子)と再婚して暮らしています。
義理の息子の達也(竜星涼)もいます。
達也は引きこもりです。
進次と加奈は達也から暴力を振るわれたことがあり、夫婦そろって達也におびえています。
【感想】
このパートが一番面白そうでした。
進次がかわいいからでしょうか?
望美、10歳の頃の夢を見る
望美が10歳の頃の夢を見ています。
10歳の望美と若々しく笑顔の多恵と進次と愛美がいます。
10歳の望美が家族の前で作文を読みます。
「私は早く大人になりたくて仕方ない。21世紀はきっと戦争も差別もなくなり世界中の人がうちの家族みたいに笑顔で暮らしているに違いない。私はアナウンサーになって大好きな人と結婚してかわいい子をたくさん生んでいるに違いない」
という内容です。
が、望美が目覚めると現実です。
白髪の母多恵と35歳の望美です。
望美、リハビリをする
望美は退院に向けてリハビリをします。
順調です。母が25年間毎日体を動かしてくれていたからです。
望美の退院祝いをすることになる
進次が会社で仕事をしています。
ハウスメーカーです。
若い社員からナメられています。
と、多恵から電話がかかってきます。
- 望美の退院が来週に決まった
- 退院の日にお祝いをする
という内容です。
グループ通話で愛美にも電話が繋がっています。
多恵が進次と愛美に「昔のように一緒に暮らしてるふりをして欲しい」と依頼します。
望美の時間は25年前で止まっていて、自分の容姿や世間の変化に戸惑っている。家族だけは昔のままだと安心させてやりたい。
という理由です。
【感想】
多恵が「グループ通話ですからコレ」と言い放つところが面白かったです。
望美の退院祝い
「モモ」とは?
望美が退院してきます。
相変わらず声が出ません。
望美は自分の部屋で「モモ」というタイトルの本を手にします。
病院で口走った「モモ」はこの本の「モモ」のことでした。
本には広瀬結人という名前が書いてあります。
【感想】
退院時の望美の服は母が買ってあげた設定なのでしょうか?
この服と髪型もドラマのテーマとは別のリアル「子供おばさん」の若作りを彷彿とさせました。怖い。
この先ファッションが外見相応になっていく描写もあるのでしょうか?
望美、広瀬結人と再会する
家に望美、多恵、進次、愛美が集まります。
食事はスキヤキです。
家族はスキヤキにトラウマがあります。
望美が事故に遭ったのは、スキヤキの豆腐を買いに行く途中だったからです。
多恵の理屈は「前に進むためにあえて家族でスキヤキを食べる」です。
と、広瀬結人(坂口健太郎)がやって来ます。
望美の小学校の同級生です。初恋の相手です。
「モモ」の本の持ち主です。
多恵が結人を呼んだのです。
望美は25年ぶりに結人に「モモ」を返します。
【感想】
望美が結人を見たとき、10歳の望美の声で「このおじさんが結人くん?悪夢だ」と心の中でつぶやきます。
じじいやばばあが自分のことを棚に上げて他人を「じじい」「ばばあ」と呼ぶ醜い現実を思い出しました。(ドラマ関係ないですね。すみません)
退院祝い、うまくいかない
望美、多恵、進次、愛美、結人、5人の食事です。
結人が現在小学校教師をしていると話します。教師の仕事や理想を熱く語ります。
望美が結人をうれしそうに見つめます。
と、結人がいきなりキレます。本当は教師を辞めた、レンタル人間をやっている、教師なんてやってられないなどと真実を暴露します。
結人は多恵から「素敵な大人になったふりをして望美を励まして欲しい」と頼まれていました。
結人は望美に「こんな世界に生きるより、ずっと寝とけばよかったんじゃないの」とキレ散らかします。
多恵が結人をビンタします。
望美が10歳っぽく泣きます。
結人は帰ります。
愛美もキレ始めます。
愛美は、多恵と進次が離婚していること、家族がバラバラなことを暴露します。
愛美も進次も帰ります。
泣く望美を多恵が抱きしめます。
【感想】
このシーンが上手くいってないからいまいちだったのでしょうか。
結人なんで突然キレた?
愛美なんで望美にキレた?
結人も愛美も多恵にキレるならわかるけど、この状態の望美にキレるって鬼畜すぎます。
鬼畜感を狙ってるのかもしれませんが。
あまりに唐突。視聴者そっちのけ感がありました。
結人には「そんな純粋な目で俺を見るな」的なセリフが必要?
愛美には「お姉ちゃんが悪くないのはわかってるけど」的なセリフが必要?
ディテールがいろいろ足りてない気がしました。
あえて視聴者の不快感を煽ってるのかもしれませんがどうなんでしょう。
退院祝い失敗後のそれぞれのやるせない人生の様子
今岡家を出た結人です。
むしゃくしゃして自転車を蹴ります。
***
愛美は同僚相沢の家に差し入れを持って行きます。
愛美と相沢はどうやら昔付き合っていたようです。
が、相沢の家には他に女がいます。
愛美は追っ払われます。
***
進次は家に帰って一人で酒を飲みます。
部屋から出てきた義息子達也とバッタリ会います。
進次は達也に声をかけます。
が、無視されます。
***
望美も傷心です。
ベッドに寝転がってラジカセを聞きます。
10歳の望美が、母の多恵にインタビューする様子を録音したものです。
10歳の望美が結人への淡い恋心、同じ中学高校に行きたいという夢を語っています。
中学高校に行けないまま35歳になってしまったせつない望美です。
望美と結人
朝。多恵が望美の部屋を開けると望美がいません。
望美は一人で小学校に来ています。
結人が望美を探しに来ます。多恵から連絡があったのです。
望美は図書館に行きます。
結人との思い出の図書館です。
望美がしゃべります。「長いこと眠っていた。もう誰もいない。全ては過ぎ去った」と「モモ」の本の一部です。
望美は「目が覚めなきゃよかった」と10歳っぽく泣き始めます。
と、結人が望美を励まそうとします。望美の長所を並べ立てます、望美が自分の初恋の相手だったことも口にします、「目覚めてよかった、また会うことができたから」と伝えます。
望美はそんな結人を見て「(記憶の中にある)結人くんだ」と喜ぶのでした。
多恵の25年間の介護生活
望美が図書館から家に戻ります。
多恵が望美を迎えます。
望美が鏡を見ます。35歳の姿です。
多恵の25年間の介護生活の様子が視聴者に紹介されます。(誰の回想というわけではありません)
多恵が献身的に望美を介護しています。
が、心が折れます。多恵は昏睡している望美に「もう無理かも、これ以上がんばる気力がない」と話しかけて号泣します。
すると、望美は目覚めたのでした――(続く)
「35歳の少女」第1話概要
視聴率
- (世帯)11.1%(個人)5.8%
番組概要
- 放送:日本テレビ土曜23時30分~
- 出演:柴咲コウ、坂口健太郎、田中哲司、竜星涼、富田靖子、細田善彦、大友花恋、橋本愛、鈴木保奈美ほか
- 脚本:遊川和彦
- 演出:猪股隆一、明石広人、伊藤彰記
- チーフプロデューサー:池田健司
- プロデューサー:大平太、諸田景子、田上リサ
- あらすじ:1995年。不慮の事故で突然、長い眠りについた10歳の少女、望美。家族はバラバラになり、初恋の少年は夢をあきらめ、それぞれに孤独な今を生きていた。ただ一人、母親だけは娘の軌跡の生還を信じ見守り続けた。そして2020年。心は10歳、だけど体は35歳。25年ぶりに少女が目覚めた!
今回のまとめ
中身が幼いおばさんって痛いな、自分も気を付けなきゃな…
という、たぶんこのドラマが意図してないだろう部分が心に刺さりました。
とにかく、望美には自分に似合う内面とファッションを手に入れて欲しいです!
来週も見ます。
毒女
タコ師匠
「35歳の少女」の配信はHuluです。
柴咲コウさん出演作品「〇〇妻」「オレンジデイズ」「GO」「舞妓Haaaan!!!」見られます。
遊川和彦さん脚本作品「過保護のカホコ」「家政婦のミタ」「女王の教室」「同期のサクラ」「リバウンド」「〇〇妻」「曲げられない女」「学校じゃ教えられない!」「偽装の夫婦」「もしも願いが叶うなら」「ADブギ」「さとうきび畑の唄」見られます。
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\「35歳の少女」結末予想はこちら/
