こんにちは。毒女( @doramaotaku_pro)です。
F2層(35~49歳女性)です。ドラマオタクです。元脚本家です。
美人さん
気になってる方、いますか?
私です。自分が面白いドラマを他の人はどう思っているのか。自分がつまらないドラマを同じくつまらないとブーブー文句垂れてる人はいないか。
共感を求めて、ネットで検索しちゃいます。
脚本家としては四流でしたが視聴者としては超一流、子どもの頃からドラマオタクの「プロ視聴者」。「F2層」「元脚本家」の視点から、
今回は「「行列の女神~らーめん才遊記」第1話の感想&ネタバレあらすじ」を記します。
わかち合えればうれしいです、参考になれば幸いです~(※アイキャッチ:テレビ東京「行列の女神~らーめん才遊記~」公式ページより)
目次
「行列の女神~らーめん才遊記」第1話感想まとめ
ラーメン食べたくなりました!
このドラマ見たら絶対にラーメン食べたくなるだろうと覚悟してましたが、やっぱりすごく食べたくなりました。
- ラーメン屋が開いてる時間に見る
- ラーメンを買い置きして見る
など対策しましょう。
ラーメンドラマって、ラーメンが美味しそうだったらそれだけで大合格だと思います。
でも、ドラマとしてもかなり面白かったです!
1時間あっという間でした。
- テンポがいい
- 登場人物が魅力的
- セリフが面白い
- ストーリーの軸(ラーメン屋を立て直す)がハッキリしていてわかりやすい
ストーリーの軸はまっすぐですが、小さくいろいろ仕込んであって退屈させないのも素晴らしかったです。
あとは、
- 知的好奇心が満たされる
というのもすごいです。
ラーメンの知識とか、コンサルティングの内容とか、ちょどいい分量で脳を刺激してもらえます。
この枠のドラマは前作の「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」も面白かったです。
今作も負けず劣らずです。
枠に脂がノっています。
来週も楽しみです~(コロナ大丈夫かな?)
毒女
「行列の女神~らーめん才遊記」第1話ネタバレあらすじ
ドラマの世界観&主人公の紹介
- ラーメンは老若男女に愛される不動の国民食であり世界に誇る日本食
- ラーメン店は日本全国で約5万軒ある
- しかし潰れる店も多い
- そんなラーメン業界をけん引する1人の女性職人がいた。日本一のラーメン職人の称号を獲得した芹沢達美(鈴木京香)
- 職人だった芹沢の新たな挑戦はラーメン店を救い、この国のラーメン文化を発展させること。ラーメンコンサルティング!
という内容が、映像とナレーションで紹介されます。
【感想】
ラーメンって日本食だったのですね!
中華麺って呼ぶときあるから中国発祥かと思ってました。
芹沢とゆとりの出会い
芹沢のコンサルティング会社は「清流企画」です。
会社の1階でラーメン店「清流房」も経営しています。
部長の川上堅吾(杉本哲太)を含め、会社の面々(髙橋メアリージュン、小関裕太、前野朋哉、石塚英彦)はラーメン界の伝説芹沢に心酔しています。
ある日、1人の女が入社の面接にやって来ます。
汐見ゆとり(黒島結菜)です。
ゆとりの入社の動機は、半年前にはじめてラーメンを食べて感動してラーメンコンサルタント会社に入社したいと思った、とのこと。
ゆとりは先ほど1階のラーメン店「清流房」で、芹沢の考案したラーメンを「フムフムという味」「正直いまいち」と評していました。
芹沢はそんなゆとりにイラつきます。「お客様の立場なら感想は自由だから。でもフードコンサルティングの現場ではいまいちのヒトコトで片付けるわけにはいかないの。問題を抱えて困ってるお店にはどのあたりがいまいちだったかちゃんと説明して改善策を示さなきゃいけない。あなたにできるかしら」と言い放ちます。
ゆとりは「説明はちょっと。でも、あのラーメンを美味しくすることなら今すぐに」と答え、その場でラーメンを作ります。
「清流房」の麺とスープはそのままに、ベーコンと玉ねぎ炒めを加えたものです。
芹沢も認めざるをえない、とても美味しいものでした。
【感想】
鈴木京香様と若手女優様のやりとり、このドラマでも他のドラマ(テレ朝の波瑠様のやつとか)でもホント好きです。
京香様も若手女優様もとちらも魅力的に見えます。
たぶん、京香様の器の大きさが満ち溢れるからでしょうか(分析)
今回のコンサルティング案件発生
ゆとりが、清流企画にまだ採用が決まったわけでもないのに勝手に客を見つけてきます。
古ぼけたラーメン店「京来軒」です。郷田夫妻(泉谷しげる・川俣しのぶ)が経営しています。
近所の工場が潰れて工場で働く常連客が来なくなってしまいました。潰れそうです。
京来軒のラーメンは、ゆとり曰く、「トボトボしてますね、一人寂しくおじいちゃんが散歩しているような味というか、あるいは寝たきりでご臨終間際というか、いえむしろお葬式の真っ最中というか」とのこと。つまりとてもマズイのです。
京来軒にはコンサルティングを依頼するお金もありません。
と、芹沢はゆとりに京来軒の立て直しを任せます。入社試験代わりです。
ゆとりが京来軒を立て直せれば採用、立て直せなかったら不採用です。
【感想】
粗すじ(ストーリーライン)がわかりやすいです。
しかし、キャラ・セリフ・小ネタ・細かいすじ(サブストーリー)などがてんこ盛りなのでベタではありません。視聴者を飽きさせません。凄いです。
芹沢がゆとり案をチェックする
数日後。芹沢はゆとりのやり方をチェックするため京来軒を訪れます。
ゆとりが提案したのは、京来軒のラーメンを改良した「鶏白湯ラーメン」でした。
ゆとりのラーメンは美味しい、しかしこの店では無理、と芹沢は判断します。
ゆとりのラーメンを店主が作り続けるのは難しい。やがて味が落ち、今のマズイラーメンに戻ってしまう。ゆとりの計画では京来軒は立て直せないと、芹沢はジャッジします。
芹沢が京来軒立て直しのため動くことになります。
【感想】
芹沢とゆとりが潰れそうな京来軒を糞みそに批評するの、めちゃめちゃ面白かったです(笑)
芹沢のコンサルティング
芹沢はまず、メニューの料理全部を店主に作らせます。
食べた中で一番マトモなのは「もやし麺」です。もやし麺を使って何やら計画を思い付きます。
ゆとりに命じて、店も徹底的に掃除させます。
芹沢のコンサルティングの結果
3日後。京来軒に行列ができています。芹沢のコンサルティングの成果です。
芹沢が行った改革は、
- もやし麺を看板商品としてアピールする
- もやし麺のもやしの量を増やす
です。
- もやしの量を増やしたことで、もやしを炒める分のラードや調味料が増えてあっさり醤油スープにコクと深みが出た
- もやしの量を増やしたことで火の通りすぎも解消されもやしがシャキシャキになった
- メニューを絞ることで食材の無駄も出なくなった
- メニューを絞ることで混雑したときも作業がラクになった
です。
ゆとりに掃除を行わせたのは、店内改装の代わりです。
お金がないため改装はできない、清潔感とレトロ感でごまかす作戦でした。
初日は客がポツポツ、徐々に口コミで増え、3日目には行列ができたのでした。
芹沢、ゆとりを採用する
芹沢はゆとりにイラつきながらも、ゆとりの採用を決めます。
その様子を見ている部長の川上は、芹沢がゆとりにイラつくのはゆとりが昔の芹沢に似ているからだとこっそり思います。
芹沢とゆとりのラーメンコンサル道が始まるのでした――(続く)
「行列の女神~らーめん才遊記」番組概要
(写真:テレビ東京「行列の女神~らーめん才遊記~」公式ページより)
- 放送:テレビ東京月曜22時~(4月24日スタート)
- 原作:作:久部緑郎・画:河合単『らーめん才遊記』
らーめん才遊記(1) (ビッグコミックス) - 脚本:古家和尚
- 監督:星護、池澤辰也
- チーフプロデューサー:浅野太
- プロデューサー:中川順平、倉地雄大、黒沢淳、雫石瑞穂
- 出演:鈴木京香、黒島結菜ほか
- あらすじ:華やかだが過酷なラーメン業界をけん引するひとりの女性職人が、苦境にあえぐラーメン店を救う、ラーメン・コンサルティングの物語!
今回のまとめ
食のドラマはたくさんありますが、ラーメンが一番面白い気がします。
なぜでしょう、ラーメンが身近で深いからでしょうか?やっぱり?
毒女
タコ師匠