こんにちは。毒女(@doramaotaku_pro)です。
F2層(35~49歳女性)の毒女です。ドラマオタクです。元脚本家です。クドカンドラママニアです。【関連記事】面白い!クドカン脚本ドラマランキング10
美人さん
気になってる方、いますか?
私です。自分が面白いドラマを他の人はどう思っているのか。自分がつまらないドラマを同じくつまらないとブーブー文句垂れてる人はいないか。
共感を求めて、ネットで検索しちゃいます。
脚本家としては四流でしたが、視聴者としては超一流。子どもの頃からドラマオタクの「プロ視聴者」。「F2層」「元脚本家」「クドカンドラママニア」の視点から、
今回は、「『いだてん』第2部の感想」を記します。
参考になれば幸いです~(※アイキャッチ:NHK『いだてん』公式ページより)
目次
「いだてん」(第2部)感想
第30回
クドカン様ドラマで、こんなに面白くないものははじめてです。
誰がどう考えても、落語パートが原因です。
なぜ、最初の段階でプロデューサーが止めてくれなかったのでしょう。
落語パートを好き勝手に書いてもいいという条件で、クドカン様を大河ドラマに迎えることになったのでしょうか?
クドカン様は落語パートで何をやりたかったのでしょうか?
『池袋ウエストゲートパーク』で、クドカン様という脚本家が現れたとき衝撃でした。
次々と、「今までに見たことがない」クドカンワールドのドラマが生み出されました。
その時代が終わったのかもしれません。
落語噺とドラマを重ねて描くのは、『タイガー&ドラゴン』で完璧を究めたじゃないですか~
もう一度やらなくてもいいじゃないですか~
年取ると、「新しいこと」より「好きなこと」「昔うまくいったこと」を深めたくなったりしますよね。
クドカン様も年を取られたということでしょうか。
いま、昔のクドカン様みたいに、ドラマ界に旋風を巻き起こす脚本家って誰だろうと考えました。
テレビドラマ自体が新しくないので、新しい才能はもう、テレビドラマからは生まれないのかもしれません。
って、ジャンルを限定すること自体が、もう新しくないのでしょうか。
視聴者として、自分も年を取ってきてるのだなあ…
偉そうに語ってすみません。
毎週同じ文句を書いてしまいそうなので、感想表記を離脱します。
視聴は続けます!
クドカンマニアとしての、勝手な義務感!( ゚∀ ゚)
第29回
今週はつまらなかったです~
メリハリがなく、ダラダラしてました。
まーちゃんのメダルへの想い&選手を外れる斎藤工様、をもっと太軸にして、ギューッとやればよかったのではないかと思いましたけど、どうなんでしょう。
それだと、クドカンドラマっぽくなくなるでしょうか。
そんな中でも楽しかったシーン。
- ミュージカル!
- 林遣都様のワンピース水着!
- 女子も男子も外国人も権力者も関係ない、誰に対しても平等に失礼に振る舞うまーちゃん!
- 戦闘モードのアメリカ人と、意味わかってないまーちゃん&皆川猿時様!
- 嘉納治五郎先生の華麗なるスキップ!
林遣都様レベルの有名俳優が、しれっと選手の中に入ってたのはびっくりでした(笑)
来週は、ロスオリンピックがいよいよ開幕なのでしょうか?
楽しみです~
第28回
奇跡!ついに、落語パートがなくなってました。
ちょびっとはありましたけど。
「語り」の役割だけになってました。
元からそういう回なのか、あまりの不評にそうならざるを得なかったのか。
たぶん後者でしょうか?
おかげで、まーちゃんを主役とするオリンピックの物語を楽しめました。
斎藤工様の顔芸、面白かった!
高橋是清と犬飼毅の重厚感、凄かった!
まーちゃんの「アレ」「コレ」を理解する麻生久美子様、かわいかった!
落語パートが復活しないことを祈るばかりです。
来週も楽しみです~
第27回
クドカン様ドラマとは思えない、散漫、バラバラな感じにびっくり!
落語パートへの文句は言い飽きたのでさておき。
今さら金栗四三の感動シーン入れられてもノレない。泣けない。
だって、第2部の主役はまーちゃんじゃないですか、まーちゃんが魅力的で、まーちゃん見たくて見てるのに、今さら金栗四三。
「まーちゃん」「落語」「金栗四三」。
各パート、分離しすぎてて、ぶつ切れで、見てて疲れました。
人の死を「ベタな感動」「泣かせよう」と描くのも、クドカン様ドラマっぽくなかった気がします。
中村獅童様のお兄ちゃん大好きだったけど…
文句を言いつつ、来週も楽しみです。
文句を言うのもドラマオタクの楽しみ。許してちょんまげ。
(※来週は参議院選挙のため休み、次回放送は再来週ですね)
第26回
ドラマを視聴するとき視聴者が一番やってはいけないことは、「ハードルを上げる」です。
やっちまったーーーーーーーーーーー
大根監督様のこのツイートで、ハードル上げて見てしまったーーーーーーー
#いだてん 次回26話「明日なき暴走」は大根仁の演出回です。はっきり言って自信作です。自己評価は10年に一本作れるか作れないかレベルです。ごくたまに、自分の力を超えた”何かに作らされてる”感覚は、ドラマ『モテキ』第6話の「ロックンロールは鳴り止まないっ」以来です。是非ご覧ください。 https://t.co/9Jan2HZmJI
— 大根仁 (@hitoshione) 2019年6月30日
普通にいい話でした。
でも、普通のいい話にするなら、クドカン様じゃなくていいよね。普通のいい話にしたいならもっと人見絹枝さんの心情をギュッとやって涙のツボとか押しとけばいいよね。でも、それはクドカン様じゃなくてもいいよね。
と思っちゃいました。すみません。
クドカン様が描く女性、大好きです。
男性作家が描く女性は、「ファンタジー」(こんな女いねーよ)になることが多いけど、クドカン様が描く女性は、女性作家とも男性作家とも違います。
イタさ、かわいさ、愛、発見に溢れています。
大根監督が描く女性ではなく、クドカン様が描く女性が見たかった…
というのはクドカンマニアの感想で、大河ドラマとしては「普通にいい話」の方が求められるのかもしれません。
先週から第2部が始まって、まーちゃんがめちゃめちゃ魅力的でした。
そのまーちゃんが、いきなり脇役っぽくなったのも少々不満でした。
もっと、まーちゃんの活躍や魅力が見たい!
話変わって、面白いところ。
第1部では主役だった金栗四三と体協が、まーちゃんが主役になることで、「古さの象徴」となるところが、凄いです。構成、深すぎる。
クドカン様ドラマが毎週、1年間も見られることに感謝。クドカン様と同じ時代に生きられることに感謝。
次回も待ちきれません!
第25回
まーちゃんんんんんんんんんんんんん
面白かったですーーーーーーーー
クドカン様ドラマは、最初は役者さんがうまく演じきれなくて、演出もぎこちなくて、回を重ねるごとに歯車がかみ合ってくる、
という過程を楽しむのも、マニアの喜びです。
第1部も、5話くらいまでぎこちなさの極みでした。
第2部はさすが。芸達者&クドカン様ドラマの常連様揃い。
初回から歯車が回りに回ってました。
阿部サダヲーーーーーーーーーーーーーー好きーーーーーーー斎藤工ーーーーーーーかっこいいいいいいいいいいい
ラストもドキドキしました。
「お金くれる」って結果はわかってますが、それでもドキドキ。
1時間(40分)、あっという間でした!!!!
落語パートも、少しだけ見やすくなったような気がします。ない方がいいけど。
来週も楽しみですーーーーーーーーーーーーーー
(第1部)総評
視聴率、悪かったですね。私の周囲の大河ドラマ好きの人たちも、2話まででみんな脱落してました。
クドカンドラママニアの私も、5話くらいまで見るのがしんどかったです。
- 時代や場面が行ったり来たりしてわかりづらい。
- 落語パートが壮絶につまらない。
という理由です。
その後、スポーツパートが面白くなったのでよかったです。
落語パートはずっとダメでした。
親しくない知人から子どもの運動会のビデオを見せられているときの感覚です。「親にとってはかわいいんだろう。わかる。でも、ごめん、興味ない、しんどい…」
「落語ドラマ」として見れば面白いかもしれません。でも、見たいのは「オリンピックのドラマ」です。
「オリンピックのドラマで、なんでこんなもの見せられなきゃならないんだろう?」「もっとスポーツパートをじっくり見たい」と思いました。落語パートに嫌悪感すら抱きました。
第2部にも落語パート出演者の名前があります。どうなるのでしょう、ドキドキドキ。
余談。自分は九州北部の人間なので、熊本弁の再現率の高さにびっくりしました。「そいぎんた」が出てきたときは、たまがった!
「いだてん」(第2部)あらすじ(※公式ページより)
第30回『黄金狂時代』(8月11日)
1932年、田畑(阿部サダヲ)待望のロサンゼルスオリンピックが開幕。アナウンサーの河西(トータス松本)はレースの実況中継に気合いが入るが、大会運営側からの妨害にあう。田畑たちは実況中継の代わりにレースの模様を放送する奥の手を考える。治五郎(役所広司)はIOC総会でオリンピック招致の立候補を表明する。しかし9都市がエントリー済みという絶望的な状況。東京への招致に、ムッソリーニとヒトラーという2人の独裁者の思惑が影響することに――。(NHK『いだてん』公式ページより)
第29回『夢のカリフォルニア』(8月4日)
いよいよロサンゼルスオリンピックが開幕。日本水泳チームの総監督として現地に乗り込んだ田畑政治(阿部サダヲ)は、広大で美しい選手村で各国の選手たちが交流する姿を見て、これぞスポーツの理想郷と感激するが、その一方で日系人差別も目の当たりにするなど複雑な思いも抱く。全種目制覇を絶対の目標とする田畑は、本戦に出場するメンバー選びで非常な判断を下し、高石勝男(斎藤工)ら選手との間に軋轢を生む。田畑の執念は実を結ぶのか――。(NHK『いだてん』公式ページより)
第28回『走れ大地を』(7月28日)
ロサンゼルスオリンピックが迫るなか、関東大震災から復興に手ごたえを持つ東京市長・永田秀次郎(イッセー尾形)は、東京オリンピックを招致する構想をぶち上げる。田畑政治(阿部サダヲ)がロスの前哨戦と位置づける日米対抗水上競技大会が開幕すると、日本水泳陣はアメリカチームに圧勝。本大会に向けて勢いに乗る田畑たちだったが、その矢先に満州事変が発生する。混迷する政局。田畑はスクープを狙って高橋是清(萩原健一)を訪ねるが――。(NHK『いだてん』公式ページより)
第27回『替り目』(7月14日)
アムステルダム五輪で水泳選手団の活躍を受け、田畑政治(阿部サダヲ)は次回ロサンゼルス大会での必勝プランを練る。同じころ、現役を引退した金栗四三(中村勘九郎)のもとに兄・実次(中村獅童)が上京し熊本に戻るよう告げるが、後進の育成の夢を抱える四三は葛藤する。水泳大国を目指す田畑の悲願だった神宮プールが完成し、そのこけら落としとなった大会で田畑は天才少女・前畑秀子(上白石萌歌)と運命の出会いを果たす。(NHK『いだてん』公式ページより)
第26回『明日なき暴走』(7月7日)
アムステルダム大会が迫り、体協が相変わらず資金難に苦しむなか、田畑政治(阿部サダヲ)は記者人脈をいかし、政界の大物、大蔵大臣の高橋是清(萩原健一)に選手派遣のための資金援助を直談判する。アムステルダム大会では女子陸上が正式種目に。国内予選を席けんした人見絹枝(菅原小春)はプレッシャーに押しつぶされ、期待された100メートルで惨敗。このままでは日本スポーツの未来が閉ざされる――。絹江は未経験の800メートルへの挑戦を決意する。(NHK『いだてん』公式ページより)
第25回『時代は変る』(6月30日)
いだてん後半の主人公がいよいよ登場!四三(中村勘九郎)がまさかの3度目のオリンピックに出場し、負けて帰ってきた報告会で「負けちゃ意味がない」と息巻く若者が現れる。田畑政治(阿部サダヲ)である。30歳で死ぬと予言され、体の弱かった彼は、自分が生きている間に日本水泳を世界レベルに引き上げようと血気盛ん。朝日新聞に記者として入社し、政治家の大物・高橋是清(萩原健一)にも接触。震災不況でオリンピック参加に逃げ腰の治五郎(役所広司)や金に厳しい岸清一(岩松了)も驚く多額の資金援助をとりつけてみせる。(NHK『いだてん』公式ページより)
「いだてん」(第2部)視聴率
- (第25回)8.6%
- (第26回)7.9%
- (第27回)7.6%
- (第28回)7.8%
- (第29回)7.8%
- (第30回)5.9%
- (第31回)7.2%
- (第32回)5.0%
「いだてん」(第2部)基本情報
- 放送日:NHK、日曜20時~
- 作:宮藤官九郎
- 演出:井上剛、西村武五郎、一木正恵、大根仁、桑野智宏、林啓史、津田温子、松木健祐
- 制作統括:訓覇圭
- 出演:阿部サダヲ、中村勘九郎、麻生久美子、桐谷健太、薬師丸ひろ子、リリー・フランキー、萩原健一、塩見三省、じろう、役所広司、永山絢斗、古舘寬治、岩松了、寺島しのぶ、菅原小春、加藤雅也、塚本晋也、イッセー尾形、斎藤工、林遣都、三浦貴大、大東駿介、西山潤、前田旺志郎、皆川猿時、上白石萌歌、トータス松本、木竜麻生、佐々木ありさ、権田梨沙、綾瀬はるか、大竹しのぶ、中村獅童、柄本佑、勝地涼、三宅弘城、ビートたけし、小泉今日子、神木隆之介、荒川良々、川栄季奈、池波志乃、森山未來、夏帆、橋本愛、峯田和伸、柄本時生、星野源、松坂桃李、松重豊ほか
- あらすじ:痛快&壮大なオリンピック大河ドラマ!
今回のまとめ
毒女
タコ師匠