40代から『脚本家』になるには?

タイトル

こんにちは。プロしあわせちゃん(@shiawasechannet)です。

元脚本家です。(※詳しいプロフィールはこちら

 

美人さん
「脚本家」って興味あるけど、どうやってなるんだろう?…40代からでもなれるのかな?…

 

考えてる方、いますか?

今回は、「脚本家の『なり方』」について記します。

 

  • 「脚本家に『なる』」
  • 「脚本家で『稼ぐ』」

 

は違います。

フリーランスの仕事は何でもそうかもしれません。

今回は、「脚本家で『稼ぐ』方法」ではなく、「脚本家に『なる』方法」の説明です。

参考になれば幸いです~

 

この記事はこんな人におすすめ!
  • 「脚本家」に興味がある人!
  • 「脚本家」になりたい40代!
  • 「転職」や「副業」を考えている40代!



「脚本家」の仕事とは?

「物語」を「脚本形式」で書くことです。

 

  • 小説や漫画などの原作を脚本にする場合
  • ゼロから物語を作り上げる場合

 

があります。

活躍の場としては、

 

  • 映像(テレビドラマ、ネットドラマ、映画)
  • 舞台
  • 漫画原作

 

など。

ちなみに、バラエティ番組の台本を書く人は「放送作家」「構成作家」と呼ばれ、また違うジャンルです。

兼任されてる方も多いです。

脚本家を「生業」にするなら、東京(近辺)在住が必須となります。

 

  • めちゃめちゃ売れた場合
  • 地方番組(制作)でやっていく場合

 

は、東京(近辺)以外でも大丈夫です。



「脚本家」になるには?

  1. 脚本が書けるようになる
  2. 脚本家デビュー

です。

一つずつ見ていきましょう。

 

脚本が書けるようになるには?

  • 独学
  • スクール
  • 弟子入り

3つの方法があります。

 

独学

  • メリット:お金がかからない。自由にやれる。感性が守られる。
  • デメリット:才能がある人はいいけど才能がない人はそれに気付けず、進歩ないままズルズル続けてしまう。デビュー後ちょっとだけ苦労する。

 

個人的には、「独学」が一番めちゃめちゃオススメです。

「資格」や「正解」がない世界です。

スクール講師や師匠の「型」や「好み」に染められるより、

独学で、自由に、個性や感性を爆発させた方がいいと思います。

仕事としてやっていく場合は「技術」が必要になりますので、最初はちょっと苦労するかもしれません。

現場でもがきながら身につければ大丈夫です。

ただ、これは、突出した才能がある人の場合です(笑)

才能があるかないかはやってみないとわからないので、まず、やってみるのはいかがでしょう!

 

これ1冊読んで、真似して書けば大丈夫。

 

スクールに通う

  • メリット:仲間ができる。モチベーションが保てる。いちおうの基礎が身につく。コンクールの情報などが入ってきやすい。
  • デメリット:お金がかかる。「型」にハメられる。

 

まずは「独学」でやってみて、結果が出なかった時にスクールに通いましょう。

己を客観視できるようになります。

学校に通ったからといって、業界関係者とコネができたり、デビューのチャンスが与えられるわけではありません。

過度な期待はしない方がいいです。

いろんな学校がありますが、授業の内容は似たりよったり。

予算に合わせて選べばいいです。

通信で学べるところもありますが、デビュー後は東京近辺への引っ越しが必要です。

 

弟子入り

脚本家の弟子になるという制度は、今はほとんどありません。

脚本家は個人主義体質。「弟子をとるより自分の作品に集中したい」という人が多いからでしょうか。たぶん(笑)

 

「脚本家」デビューの方法

  • 脚本コンクールで賞をとる
  • 脚本家事務所に所属する
  • 他の分野で名をあげる
  • 独自に営業活動をする

 

脚本コンクールで賞をとる

脚本家デビューの王道です。

テレビドラマ、映画、舞台…かなりの数の脚本コンクールが開催されています。

デビューに直結するのは、『フジテレビヤングシナリオ大賞』『TBS連ドラ・シナリオ大賞』です。

毎年行われていますが、募集要項が変わることがあるので、応募前にチェックが必要です。

年齢制限はありませんが(「自称35才以下」という要項の時もあります)、

伸びしろという点から、若い方が好まれます。

高齢で不安なら、『城戸賞』『テレビ朝日新人シナリオ大賞』がオススメです。40代、50代の受賞者がじゃんじゃんいます。

コンクールごとに特色があるので、調べるのも面白いです。

デビューに直結する賞の場合、受賞後にプロデューサから声がかかります。

企画書やプロット(ストーリーライン)の作成を手伝うことになります。

タイミングが合えば、いきなり脚本家としてデビューできます。

デビュー作がヒットして一気に売れっ子になる人もいます。

が、稀です。だいたいの場合、2~3年は企画書やプロットを手伝いながらいろんなことを学びます。

そのうち、デビューのチャンスがやってきます。

が、簡単にはヒットしません。

企画書やプロットの手伝いをしながら次のチャンスに備える。

その繰り返しです。

 

脚本家事務所に所属する

ほとんどの場合、実績がないと所属できません。

若さを買われる場合もありますが、40代なら、脚本家として何らかの実績、又はコネ(事務所関係者と知り合いなど)が必要です。

 

他の分野で名をあげる

脚本家をめざして脚本家になった人より、

放送作家、小説、漫画、役者、芸人、自主制作映画の監督など…

他のジャンルである程度結果を出して、求められて脚本家デビューした人の方が、めっちゃ大切にされます。

 

独自に営業活動をする

作品を作るとき、脚本家を誰にするかの決定権は、ほとんどの場合プロデューサーにあります。

プロデューサーへの営業が効果的です。

いきなり抜擢されることはありません。

実績がない場合、やはり下積みからとなります。心しておきましょう。

出会いの場としては、SNS、スクール主催のパーティ、いきなり電話をかける、まずはハードルが低い業界人(売れてない役者など)に接触して輪を広げていく…

などあります。



「脚本家」についてその他

「脚本家」の収入

収入源は、脚本料と印税です。

脚本料はピンキリです。

テレビの連ドラだと、大御所で1話200万円前後、中堅が100万円前後、新人は50万円前後が相場でしょうか。

映画は規模によりますが、1本200~500万円程度。

これに再放送、配信、DVD(ブルーレイ)売り上げの印税が入ってきます。

舞台は規模がまちまちすぎて脚本料も不明です。

中規模の商業舞台で30万円前後と聞いたこともあります。

印税がないので、映像と比べると収入的には厳しいです。

 

「脚本家」のメリットデメリット

メリット

  • よろこびが大きい。
  • 芸能人が見られる。芸能人と友達になれる可能性がある。芸能人と結婚できる可能性もある。
  • 売れれば儲かる。

 

デメリット

  • ストレスが溜まる。
  • 不安定(収入&将来)
  • 不健康。

 

「脚本家」こんな人が向いている

  • 押しが強い。
  • 人あたりがいい。
  • ストレスに強い。

 

脚本家は、いろんな人(監督、役者、スポンサーなど)からの要望をまとめる係でもあります。

人あたりがよく、かつ、自分の意見も適度に押し通せる強さが求められます。

人と接するのが苦手だから書く仕事に…

という場合は、脚本家ではなく小説など、ほぼ己の才能だけで完結させられるものがオススメです。



40代から「脚本家」になる

超一流の脚本家をのぞいて、プロデューサーや監督の方が脚本家よりも権力があります。

権力者は若者を欲しがります。

40代から「脚本家」をめざすのはちょっとだけ無謀です。

とはいえ、超一流脚本家のほとんどが60代。無名ならば40代でも「若手」「新人」と言われる世界です。

「運」「実力」「才能」があれば年齢は関係なくなります。

お笑いの世界とちょっと似ています。(40代のおっさんが「若手芸人」と言われる感じ)



今回のまとめ

30代後半の女性で、

脚本家を目指してスクールに通ったけれど芽が出なくて、

でも、そのスクールで知り合った男性と結婚して、その男性が超売れっ子脚本家になって、大金持ちになって、芸能人とも会えるようになった…

という人もいました。

脚本家に限らず、何でも、なれるかどうかは別として、

新しいことを始めると、いろいろ起こって楽しいですよね。

 

しあわせちゃん
私もまたなんか始めようかな~
タコ師匠
みんな、幸せになるんやで~
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ABOUTこの記事をかいた人

元脚本家(フジテレビヤングシナリオ大賞佳作受賞)。脚本家としては四流でしたが、視聴者としては超一流、子どもの頃からドラマオタクの「プロ視聴者」。テレビドラマ情報&感想、その他エンタメを語ります。F2層です。