こんにちは。毒女(doramaotaku_pro)です。
F2層(35~49歳女性)です。ドラマオタクです。元脚本家です。
美人さん
気になってる方、いますか?
私です。自分が面白いドラマを他の人はどう思っているのか。自分がつまらないドラマを同じくつまらないとブーブー文句垂れてる人はいないか。
共感を求めて、ネットで検索しちゃいます。
脚本家としては四流でしたが視聴者としては超一流、子どもの頃からドラマオタクの「プロ視聴者」。「F2層」「元脚本家」の視点から、
今回は「「家政夫のミタゾノSeason4」第1話の感想&ネタバレあらすじ」を記します。
わかち合えればうれしいです、参考になれば幸いです~(※アイキャッチ:テレビ朝日「家政夫のミタゾノ」公式ページより)
目次
「家政夫のミタゾノSeason4」第1話感想まとめ
面白くなかったです。
ネタ切れでしょうか。
制作側の、
やるべきことはわかってるけど、やるべきことをそのままやると以前とまるっきり同じになってしまうので、ヒネリを加えたら訳がわからなくなって、爽快感や面白さのツボを見失ってしまった…
という苦悩が伝わってきました。(※個人の妄想憶測です)
そもそも「家政夫のミタゾノ」って何が面白かったのでしょう?
- あのジャニーズ事務所の松岡さんが女装の家政夫をやるという意外性
- 女装の家政夫というとんでも設定
- ブラック人情劇(「笑うセールスマン」的な。古い?)
- 家族の秘密が暴かれていく過程
- 暴かれる秘密の内容
- 心情のリアリティ
- 家事の裏技(「伊東家の食卓」的な。古い?)
以上が、絶妙のバランスで絡み合っていたのでしょうか。
パート1とパート2は面白かったです。が、パート3では面白くなくなって、パート4はパート3よりさらに全然面白くなくなりました。
やはりネタ切れですよね。
仕方ないですよね。
今後の楽しみは「ミタゾノの呪い」です。
- パート1:清水富美加様
- パート2:剛力彩芽様
- パート3:川栄季奈様
ヒロインがみな一時的に芸能界から消えてしまうという事態が発生。
パート4の飯豊まりえ様はどうなるでしょう?!
こんな時期に新作ドラマが見られるのはありがたいです。感謝です。
毒女
「家政夫のミタゾノSeason4」第1話ネタバレあらすじ&感想
今回のテーマの紹介
ミタゾノ(松岡昌宏)がゴミ拾いに勤しんでいます。
「クリーンすぎるのは考えもの、少しの汚れも許せなくなると…」と今回のテーマらしきことを語ります。
家政婦(夫)たちの紹介
「むすび家政婦紹介所」です。
所長(余貴美子)、光(伊野尾慧)、他の家政婦たちが井戸端会議をしています。最近の世の中のクリーンさなどについて話しています。
そこへ、新人家政婦の霧島舞(飯豊まりえ)がやって来ます。
舞は人間観察が趣味です。笑顔で毒を吐くキャラです。
【感想】
パート3から加入した光くんめちゃめちゃ邪魔ですよね。(伊野尾さんが邪魔という意味ではない)
キャラも寒いし、役者の魅力全然出てないし、何よりも問題なのはドラマのリアリティを奪っていることです。
日本の民家に家政婦が3人訪れるなんてありえません。不自然です。
パート3から面白くなくなったのは、ドラマがヒットして「大人の事情」が発生したことも大きいのでしょうか。
今回の依頼
今回の依頼人は岩瀬家です。
世帯主の岩瀬和夫(尾美としのり)は次期環境大臣に内定中。元ラグビー選手。クリーンさがウリで「Mr.クリーン」と呼ばれています。
妻(渡辺真起子)と息子(細田佳央太)もいて、家族にも「クリーンさ」を押し付けています。
岩瀬の夢は、「クリーン&クリーン計画」を実現することです。
【感想】
- セットアップとしてやっておくべきこととやらなくていいことがごっちゃになっている
- 家政婦を依頼するような人たちに思えない
というのが気になりました。
事件発生
岩瀬の息子が車で接触事故を起こします。
岩瀬は警察や総理に報告するなど、クリーンに対応しようとします。
が、ミタゾノが隠蔽工作をほのめかし、秘書(清水伸)が隠蔽に乗り気になります。
警察と総理への報告を保留にします。
一方…
岩瀬の妻は若い男とホテルで会っています。
ミタゾノが目撃しています。
事件解決のために…
岩瀬の息子の車の接触事故の件。ドライブレコーダーの映像から、事故の相手が反社会勢力っぽい外見なことが判明します。
岩瀬と秘書は慌てます。このご時世、反社会勢力と繋がりを持ったら大変だからです。
が、事故の相手は外見が怖そうなだけの薬剤師でした。
薬剤師が言うには、岩瀬の息子の同乗者こそが反社会勢力とのこと。腕一面に入れ墨が入っていたからです。
さらに、岩瀬の息子は「オレオレ詐欺」をやっている雰囲気です。
さらに、副総理のところには「岩瀬大臣の息子は半グレ」という怪文書も届きます。
岩瀬は息子の件で責任を感じ、副総理に辞職を申し出ます。
が、副総理から、息子との縁を切って何も知らなかったで通せばいいと勧められます。ついでに、書類をシュレッダーにかけるよう頼まれます。
【感想】
面白くないドラマの特徴として「あらすじがまとめづらい」というのがあります。
ポイントが抑えられてないからです。
ここ最近のドラマの中で一番あらすじがまとめづらかったです。
事件の真相
岩瀬は息子との縁を切ることを決めます。
唐突に家の中を片付け始めます。
と、岩瀬はミタゾノのチョッカイにより真実を知ることになります。
息子がやっていたのはオレオレ詐欺ではなく高齢者に安全服を提供する仕事。車の同乗者は職場の先輩。腕の入れ墨はアームカバー。
妻が若い男と会っていたのはセミナー開催のため。夫を支えるための活動をこっそりしていたとのこと。
そんな中、明日発売の週刊誌に岩瀬のスキャンダル記事が載ることがわかります。岩瀬が反社会勢力と繋がっているという内容です。副総理が岩瀬に罪を押し付けたのです。
家族と秘書が岩瀬にキレます。「家族を信用してない」「中身がないから利用される」という内容です。
岩瀬もキレます。「俺は上級国民だ!」と。
【感想】
このあらすじ意味わかりますか?
自分でも書いててよくわかりません(笑)
家族たちは最初から最後まで相手を思いやっていた、岩瀬も本物のクリーンな人間、クリーンの押しつけもほとんどしてない、政治家として無能にも見えない。本来ミタゾノがチョッカイを出す必要がないんですよね。
だから意味が理解できないし、スッキリもしません。
結末に対してのセットアップが不十分なことが原因かと思われます。
事件の解決
ミタゾノが岩瀬に「クリーンを求めすぎるのは本末転倒」と説教します。
岩瀬はクリーンすぎるだけではいけないと改心し、副総理を脅します。
岩瀬は政治家として一皮剥けるのでした。
「家政夫のミタゾノSeason4」番組概要
(写真:テレビ朝日『家政夫のミタゾノ』公式ページより)
- 放送:テレビ朝日金曜23時15分~(4月24日スタート)
- 脚本:小峯裕之ほか
- 演出:片山修、小松隆志ほか
- エグゼクティブプロデューサー:内山聖子
- プロデューサー:秋山貴人、木曽貴美子、椋尾由希子
- 出演:松岡昌宏、伊野尾慧、飯豊まりえ、しゅはまはるみ、平田敦子、余貴美子ほか
- あらすじ:女装家政夫・ミタゾノ――それは依頼人の家庭の事情を覗き見してはぶち壊していく、家事スキルは完璧だけれど超絶迷惑な家政夫。4年に一度のビッグイベントを前にミタゾノが4度目のカムバック…”最恐家政夫”が東京をクリーンにする!
今回のまとめ
続編は回を重ねるごとに難しくなりますね。
Season10くらいまでやってるアメリカドラマって凄いと思います。
しかし、こんな時期に新作ドラマが見られて幸せでした。潤いました。感謝です。
毒女
タコ師匠