こんにちは。毒女(@doramaotaku_pro)です。
ドラマ好きな人
という方いますか?
この記事の内容は、
- 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」第1話の感想がわかる!
- 「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど」第1話のネタバレあらすじがわかる!
です。
元脚本家のドラマオタクが記します。※ネタバレあります!
わかち合えればうれしいです、参考になれば幸いです~(※アイキャッチ画像:テレビ朝日「モコミ」公式サイトより)
目次
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」第1話感想
面白かったです。
面白かったポイントは、
- 物の気持ちがわかるという設定が面白い
- ドラマの雰囲気が優しい
- 主人公に感情移入した
- 主人公を応援したくなった
- 登場人物が素敵
- 30分だから見やすい
でしょうか。
地味な物語だけど、飽きさせないよう細かく引っ張り(ミステリーポイント?ストーリークエスチョン?続きが気になるための謎みたいなもの)を入れてあるのもすごかったです。
- 窓ガラスがどうしたのか?
- 主人公はフードデリバリーに憧れてるのか?フードデリバリーの男が好きなのか?
- 花屋の女は主人公の兄に惚れてるのか?
- 主人公の父は仕事で何かあったのか?
- 主人公の母と祖父の間には何があったのか?
などです。
すごく丁寧です。
小芝風花様が最近キンキン声を張り上げる作品が続いていたので、静かなのも新鮮でした。
いやしかし、「物の気持ちがわかる」とまではいかなくても、「感受性が強すぎる」「人の感情を読み取りすぎる」「空気を察しすぎる」くらいの人はたくさんいますよね。
生きるの大変ですよね。
生きるの大変そうな主人公が今後どうなっていくのか。
きっとハッピーエンドになりそうなので、どういうハッピーエンドになるのか、主人公みたいな人間にとってのハッピーがどう定義されるのか、
など、いろいろ楽しみです。
毒女
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」第1話ネタバレあらすじ
【主な登場人物】
- 清水萌子美(モコミ/小芝風花)…物の気持ちがわかる
- 清水伸寛(田辺誠一)…モコミの父
- 清水千華子(富田靖子)…モコミの母
- 清水俊祐(工藤阿須加)…モコミの兄
- 須田観(橋爪功)…モコミの祖父
モコミ、物の気持ちがわかる
7歳のモコミが公園で遊んでいます。
女児Aがおもちゃを失くしたと騒ぎます。
女児Bが女児Aが失くしたのと同じおもちゃを持っています。
モコミは女児Bが持っているおもちゃの気持ちがわかります。
女児Bが持っているおもちゃが女児Aのおもちゃ、つまり、女児Bが女児Aのおもちゃを盗んだと主張します。
女児Bが「盗んでない」などとわめいて騒動になります。
モコミは「嘘吐き」「変な奴」などと言われます。
モコミ、工場で働いている
大人になったモコミ(小芝風花)です。
ネジの検品工場で働いています。
モコミはネジの気持ちがわかります。なので、ネジの傷を見つけるのが上手です。
と、モコミは工場の上の方にある窓が気になります。
モコミは上司に窓を掃除した方がいいと訴えます。
上司は業者が来月か再来月にやる予定と答えます。
モコミは窓が気になります。脚立を用意し、自分で窓を拭こうとします。
モコミは脚立から落下します。
モコミと家族
病院です。
モコミを、母(富田靖子)と兄(工藤阿須加)が迎えに来ています。
母は主婦、兄は花屋です。
母がモコミに「窓の掃除ってなんでそんな余計なことしたの?」「工場に迷惑かけるようなことしないでよ」と言います。
モコミは黙っています。
モコミは帰り道、フードデリバリーをしている青年(加藤清史郎)を気にします。
フードデリバリーのバイトに憧れてるのか、青年を好きなのか、まだ謎です。
【感想】
この地味なあらすじを退屈させずに見せていくって凄いと思います。
ところで、フードデリバリーの青年はこども店長の加藤清史郎様だったのですね!ドラマ2回見ても気付かなくて、公式サイトの人物表ではじめて気付きました。
それならバイトに憧れてるのではなく、恋愛展開になりますね。
清水家
清水家です。
モコミが部屋で、兄からもらった花を飾っています。
リビングでは母が父(田辺誠一)に話しています。
- モコミが工場で働いて2年
- こんなに続いたのは初めて
- 今回の脚立落下でクビになってまた引きこもったらどうしよう
という内容です。
そんな中、父が母に何やら話したさそうです。仕事のことのようです。
母は一方的にしゃべっていて父の様子に気付きません。
***
夜です。モコミは母の「余計なことしないでよ」「工場に迷惑かけるようなことしないでよ」という言葉を思い出します。
モコミはぬいぐるみと軽く会話して、寝ます。
モコミ、出勤
モコミは兄の花屋に弁当を届けます。
花屋には兄に好意を持ってそうな女性(水沢エレナ)もいます。
モコミは花と会話します。
モコミが工場に到着します。
モコミはネジと会話しながら検品します。
モコミは上の方にある窓がやっぱり気になります。窓が泣いているからです。
窓を掃除してあげたいモコミです。
が、母の言葉を思い出して、窓をほっとくことにします。
モコミ、工場を休む
翌日。モコミの誕生日です。
母がモコミの誕生会を開くと張り切っています。
モコミは、今日は工場を休むと母に伝えます。
母が父を相手にモコミを心配します。
- 5年生のとき1日だけだと学校を休んで、そのまま不登校になった
- あの時は学校に行けと言い過ぎたから余計悪化したのかもしれない
- 今回はバイトのことは触れないように誕生会を楽しもう
という内容です。
モコミ、誕生会
夜。モコミの誕生会です。
モコミ、父、母、兄がいます。
家族写真と撮ろうとしたら、玄関チャイムが鳴ります。
モコミの祖父の須田観(橋爪功)です。
モコミが祖父と会うのは祖母の葬式以来15年ぶりです。
祖父はボヤを出して部屋を追い出されたらしく、一緒に住ませて欲しいとのこと。
モコミは賛成です。
が、母は「縁を切った」「この人のこと何も知らないでしょ、どれだけヒドイ人かわかってないでしょ」と大反対します。
と、モコミは「お母さんだってわかってない私のこと」と言ってしまいます。
モコミはそのまま部屋に閉じこもります。
モコミ、15年前の祖父との会話
モコミは部屋で15年前のことを思い出します。
祖母の葬儀で、雨が降っています。
7歳のモコミが祖父と話します。
モコミ「どうして雨は降るの?」
祖父「簡単に言うと、空気中の水蒸気が雲になって、雲の中の水滴が重力で落下してくるってことなんだよ、全然簡単じゃねえな、つまりな、人の涙もいつか雨になって降ってくる」
モコミ「涙が雨になるの?」
祖父「ああ。何十年も前の人の悲しい涙、嬉しい涙、いろんな涙が雨になってこう降ってくるんだ」
モコミ「そうだね、いろんな気持ちがある」
祖父「わかるのか?」
モコミ「うん、わかる」
雨と会話するモコミを、祖父は理解してくれます。
さらにモコミは質問します。
モコミ「死んだらどうなるの?」
祖父「生まれ変わるかな」
モコミ「どうやって?」
祖父「生まれ変わるのは死ななくてもできる、生きてても生まれ変われるよ」
***
現在のモコミが「生まれ変われる」と呟きます。
モコミ、母に伝える
モコミは部屋から出てきます。
モコミは母に本当のことを話します。
- 工場で脚立から落ちたのは窓が泣いてたから
- キレイにしたくて拭こうとした
という内容です。
母は「まだそんなこと言ってるの?」と呆れます。
モコミは負けずに「嘘じゃない、窓が泣いてた」とちゃんと伝えます。そして、「おじいちゃんもお祝いしてね」と祖父に言います。
窓の話は置いといて、祖父も一緒に誕生日の家族写真を撮ります。
とりあえず、笑顔の家族写真です――(つづく)
「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」第1話概要
視聴率
- 発表され次第、記します。
番組概要
- 放送:テレ朝土曜23時~
- 出演:小芝風花、工藤阿須加、加藤清史郎、水沢エレナ、内藤理沙、田辺誠一、富田靖子、橋爪功ほか
- 脚本:橋部敦子
- 演出:竹園元、常廣丈太、鎌田敏明
- ゼネラルプロデューサー:内山聖子
- プロデューサー:竹園元、中込卓也、布施等
- あらすじ:小芝が演じる主人公・清水萌子美は、ヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまうという繊細な“感覚”の持ち主。そんな不思議な感覚を持っているがゆえ、他人との関わりを極力持たないようにして生きてきました。ところがあることをきっかけに、自分自身を狭い世界に閉じ込めていた彼女が広い世界に踏み出すことを決意。さまざまな経験を重ねながら、成長していく姿を綴っていきます。
- 公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/mokomi/#/?category=drama
今回のまとめ
以上、「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」第1話の感想とネタバレあらすじでした。
あざとさゼロのストーリーを、飽きさせないで見せていくの凄いです。
この主人公にとってのハッピーエンドもとても気になります。
来週も楽しみです~
毒女
タコ師匠