こんにちは。しあわせちゃん(@doramaotaku_pro)です。
F2層(35~49歳女性)です。元脚本家です。
美人さん
気になってる方、いますか?
私です。自分が面白いドラマを他の人はどう思っているのか。自分がつまらないドラマを同じくつまらないとブーブー文句垂れてる人はいないか。
共感を求めて、ネットで検索しちゃいます。
脚本家としては四流でしたが、視聴者としては超一流。子どもの頃からドラマオタクの「プロ視聴者」。「F2層」「元脚本家」の視点から、
今回は、「『おっさんずラブ-in the sky-』の感想」を記します。
参考になれば幸いです~(※アイキャッチ:テレビ朝日『おっさんずラブ-in the sky-』公式ページより)
目次
『おっさんずラブ-in the sky-』感想
第2話
(※写真:テレビ朝日『おっさんずラブ-in the sky-』公式ページより)
面白くなかったです!
単なる「お仕事ドラマ」みたいになってました!
先週も記しましたが、問題は、
- はるたん
- 吉田鋼太郎様
両視点からの「Wモノローグ」でしょうか。
- 感情移入が分散する
- 想像の面白さがなくなる
という点に加え、
- ボロが出やすくなる
というマイナス面があります。
前作では、吉田鋼太郎様は登場シーンですでにはるたんのことが好きでした。
気持ちを認識するまでにいろんな葛藤があったのだろう…想像の余地がありました。
今回は、登場した後に、はるたんを好きな気持ちを本人が認識します。
吉田鋼太郎様の年齢と社会的立場で、
- 同性をはじめて好きになる、
- しかも相手は部下、
あんなすぐに受け入れられるものでしょうか?
しかも仲間にカミングアウト!
さらに本人にも告白!
コメディだからいいじゃん、ではありません。
コメディなのに気持ちにリアリティがあったからこそ、前作はヒットしたのです!!!
いや、知らんけど(笑)
続編は面白くならないだろうと思ってましたが、予想以上のつまらなさです。
前作と変化をつけたいなら、はるたん視点モノローグをなくして、吉田鋼太郎様の視点モノローグだけにすればよかったのに…
そもそも変化するのは舞台とディテールだけでよかったのに…
毎回同じ感想になりそうなので、感想表記を離脱します。
ありがとうございました。感謝。
第1話
(※写真:テレビ朝日『おっさんずラブ-in the sky-』公式ページより)
続編で、舞台やキャストが変わることが発表されたとき、どうなるかと思いました。
前作が最高すぎました。
前作に全エネルギーが注がれていました。
新作でどうするんだろう?
ネタの使い回しはできないよね?
と思いました。
が、新作の冒頭3分を見て考えが変わりました。
視聴者が見たいのは、前作と同じもの!
舞台とキャストを変えただけで、内容は前作通りでいいんだ!それで満足!それが満足なんだ!
ということで、冒頭、はるたんが自分の「画」を見つけるところまではめちゃめちゃ面白かったです。
前作では「画」ではなく「写真」でした。
見たいところはそのままに、こういうディテールの変化で新鮮さを出す。
制作側わかってるなあと唸りました。
が、その後がいまいちでした。
吉田鋼太郎さん視点(モノローグ)のシーンが始まったところです。
「あー、そっちにいってしまうのか」と思いました。
このドラマを見る人のほとんどは、吉田鋼太郎さんがはるたんを好きなことをわかった上で見ているとは思います。
でも、初回から吉田鋼太郎さん側の視点(モノローグ)を入れちゃうと、面白さ半減じゃないですか?
- おっさんたちのラブのドキドキ…
- 想像するドキドキ…
- 吉田鋼太郎さんの想像させる演技のわくわく…
なくなってしまうと思いました。
あと、「画」を描いてたのは結局吉田鋼太郎さんじゃなかったんですね?
あの人もはるたんを好きってことでしょうか?
はるたん、一気に3人から好かれてるってことでしょうか?
あと、吉田鋼太郎さんの奥さんは出てくるのでしょうか?
前作は大塚寧々さんが一番面白かった。
あと、いい味出してた麻呂的存在はいるのでしょうか?
「あと」が多くてすみません(笑)
なんだかんだ、来週もめちゃめちゃ楽しみです~
『おっさんずラブ-in the sky-』あらすじ(※公式ページより)
第2話(11月9日)
新人CA・春田(田中圭)が、転職初日に見つけてしまった大量のデッサン…それを描いたのは、なんと同じ寮に住む兄貴分の整備士・四宮要(戸次重幸)だった!動揺する春田だが、四宮は、春田以外の職場の仲間たちを描いた他のデッサンを見せ、「絵を描くのが趣味なんだ」だと爽やかに説明する。
一方、副操縦士・成瀬(千葉雄大)が春田にキスをした理由が、“男と別れるため”だったと知り、「俺を巻き込むのはやめてくんね?」と問い詰める春田だが、その裏で、成瀬がパワハラ疑惑をかけられ、パイロット資格はく奪の窮地に立たされていることを知る。
そんな中、春田を巡る恋の乱気流を目撃してしまった機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は胸にかすかな痛みを抱えていた――。
いつにない自分の状態に疑問を抱き、「まさか乗務に影響のある病気では…」と至急診療室に駆け込むが、なんと医師から「恋の病では…?」と告げられる。そんな黒澤の想いなど露知らず、春田と広報部員の橘緋夏(佐津川愛美)は、ひょんなことからデートに出かけることに!
しかしデートの約束をした翌朝、春田は突然、黒澤から“空港の中心”に呼び出される。美しい飛行場の夜景を背に、黒澤は絶叫。「ぶっちゃけ、春田君のこと、好きになってもいいですかーーーーーー!?」
ご搭乗の皆さま、ただいま激しい恋の乱気流が発生しております。心のシートベルトを、しっかりお締めください――。(テレビ朝日『おっさんずラブ-in the sky-』公式ページより)
第1話(11月2日)
バカでまっすぐでお人よしで情にあつい、独身ポンコツダメ男・春田創一(田中圭)は、35歳にして突然リストラ!?途方に暮れていたところを、高校時代の後輩に救われ、航空会社「天空ピーチエアライン」に転職。ピカピカのアラフォー男性CAとして、女の園に放り込まれ、新生活がスタートする!
そしてついに迎えた、CAデビュー当日―。人助けをしたことでブリーフィングに遅刻した春田を待っていたのは、機長・黒澤武蔵(吉田鋼太郎)の「このフライトから外れてもらう」という厳しい通告だった…。
しかし落ち込んだのも束の間、春田の目に“とんでもないもの”が飛び込んでくる。それはロッカーからバサバサと溢れ出てきた、大量の紙…に描かれた、あらゆる表情の春田のデッサン。え、え、え、俺? これは何!?いやいやおかしいだろ!え、誰が!?
平静を装いながら、絵心のある社員を探る春田だが、なんとフライトを終えたグレートキャプテン黒澤とすれ違った際、床に落ちていたデッサン用のペンを見つけてしまい…?
その後、副操縦士の成瀬竜(千葉雄大)が女性と口論になっているところに、うっかり出くわした春田は、「ほかに好きなヤツができた」というセリフとともに、成瀬から突然キスをされ…!?
更に、社員寮に戻った春田が隣の部屋で暮らす兄貴分の整備士・四宮要(戸次重幸)に波乱の1日を報告すると、四宮から「俺もキスできるよ」と真顔で告げられて…?
物語は大地から空へ。ご搭乗の皆様、恋の離陸準備は、できていますかー?果たして春田のラブ・ファーストフライトの行方は…!(テレビ朝日『おっさんずラブ-in the sky-』公式ページより)
『おっさんずラブ-in the sky-』視聴率
- (第1話)5.8%
- (第2話)4.7%
『おっさんずラブ-in the sky-』基本情報
(写真:テレビ朝日『おっさんずラブ』公式ページより)
- 放送:土曜23時15分~(テレビ朝日)
- 脚本:徳尾浩司
- 演出:瑠東東一郎、YukiSaito、山本大輔
- プロデューサー:桑田潔、三輪祐見子、貴島彩理、神馬由季、松野千鶴子
- 出演:田中圭、吉田鋼太郎、千葉雄大、戸次重幸、佐川愛美、MEGUMI、正名僕蔵、木﨑ゆりあ、片岡京子、鈴鹿央士ほか
- あらすじ:愛のカタチを改めて問う。笑って泣ける、おっさん同士のピュアラブストーリー!
今回のまとめ
しあわせちゃん
タコ師匠