こんにちは。しあわせちゃん(@doramaotaku_pro)です。
F2層(35~49才女性)です。元脚本家です。
美人さん
気になってる方、いますか?
私です。自分が面白いドラマを他の人はどう思っているのか。自分がつまらないドラマを同じくつまらないとブーブー文句垂れてる人はいないか。
共感を求めて、ネットで検索しちゃいます。
脚本家としては四流でしたが、視聴者としては超一流。子どもの頃からドラマオタクの「プロ視聴者」。「F2層」「元脚本家」の視点から、
今回は、「『ボイス 110緊急指令室』の感想」を記します。
参考になれば幸いです~(※アイキャッチ:日本テレビ『ボイス』公式ページより)
「感想」、毎回視聴後、書き足していきます。(※最終更新日2019年7月21日)
目次
『ボイス 110緊急指令室』感想
第3話
(写真:日本テレビ『ボイス』公式ページより)
初回のハラハラドキドキわくわくは何だったんだ?!
不思議です。ヒドイことになってます。
「事件を時間いっぱい引き延ばす」「主役の活躍」という目的のため、犯人や人々が不自然な行動ばかりとります。
- 犯人が最初にスマホを奪わない。追跡できるちょうどいいところまで待ってから奪う(笑)
- 唐沢さん、せっかく犯人に追いついたのに、マヌケにも1回逃げられる(笑)
- 犯人、拳銃があるのに真木よう子をわざわざ生き埋めにする(笑)
- 犯人、唐沢さんの到着を待つかのように、真木よう子に喋らせ始める(笑)
- 犯人、スコップで土を掘る様子を、唐沢さんにチラ見せしてから去る(笑)
- 被害者の姉に真木よう子のチームの重要性を気付かせたいかのようなタイミングで、妹が拉致される(笑)姉、真木よう子の代わりに陣頭指揮をとる(笑)
- 「最初の10分が重要」設定はどこいった?(笑)
たぶん、どのスタッフがどう作っても、こんな内容になるのだと思われます。
韓国ドラマを日本の連ドラ形式にすることに、無理があるのでしょう。
毎回同じ文句を書いてしまいそうなので、感想表記を離脱します。
ありがとうございました。感謝。
第2話
(写真:日本テレビ『ボイス』公式ページより)
今週はいまいちでした~
やはり、事件モノは1話完結じゃないとしんどいですね。
「あの女の子(吉川愛ちゃん)どうなっちゃうんだろう!」と、先週めちゃめちゃドキドキしてたのに、1週間経つとどうでもよくなってました。
「ながら見」でちんたら見てしまいました。
今回は、初回と比べてスローテンポ、「説明回」だったので、粗も目立ちました。
- 犯人が拉致した被害者のスマホを奪わない。
- 犯人が警察の突入を待っているかのように動きを止める。
- 唐沢さんは、入電内容も指令内容も全部聞こえてるようだけど、イヤホンはつけてなさそうだし、なんで聞こえてるの?
- 裁判シーンで隠蔽された音声は真木よう子さんのお父さんが殺されたときの音声だった模様。裁判のとき父の事件を全く口外しなかったのは不自然すぎる。
そして今週も、女性が拉致されてしまいました。
また同じような展開が続くのか。
というか、こんな日本、物騒すぎてつらい…
よかったのは、唐沢さんが遠くから、「俺の声が聞こえるなら振り向いてみろ」って呟いて、真木よう子さんが振り返ったシーン。
かっこよかったし、説得力ありました。
第1話
(写真:日本テレビ『ボイス』公式ページより)
めちゃめちゃ面白かったです!
ドラマは基本「ながら見」ですが、すっかり見入っちゃいました。
ハラハラドキドキしすぎて、エネルギー消耗しました(笑)
最近は、「ながら見」するのにちょうどいいドラマばかり好んでました。
- ちゃんと見なくても内容がわかる。
- 先の予測がつく。(エネルギーを消耗しない)
- 悪人や残酷なシーンが出てこない。(不快な気持ちにならない)
でも、たまにはのめり込んで見るのもいいですね。
というか、1話完結じゃないんですね!
妻の事件の真相を引っ張りつつ、他の事件は1話で解決してくれるのかと思ってました。
あの女の子どうなるんでしょう。助かって欲しいけど、あの状況から助かるのは不自然すぎてドラマとして白けるし…
ううううう、これ以上エネルギー消耗したくないから、結果だけ先に知りたい(笑)
原作の力か、脚本家様の腕かわかりませんが、ストーリーを進めながら、状況を視聴者に的確にわからせていく技術が、凄かったです。
プロット(ストーリーライン)をしっかりさせながら、シーンやセリフに複数の意味を持たせて、展開を単調にしないのも凄い。一流。
それでいて、人々の気持ちも不自然ではないから、大人視聴者でも満足。
来週が待ち遠しいです~
『ボイス 110緊急指令室』あらすじ(※公式ページより)
第3話(7月28日)
県警に勤める栞(石橋奈津美)の妹・葵(矢作穂香)が拉致され、緊急指令室に通報が入る。ひかり(真木よう子)は直ちに樋口(唐沢寿明)に指示を出し、葵の携帯のGPS情報を頼りに現場の捜索態勢を整える。犯人の車で移動中と思われる葵の詳細な位置を掴むことが難しい中、葵の携帯と通話がつながり、タオルで口を塞がれたようなうめき声が聞こえてくる。ひかりは通話口から漏れ聞こえる周囲の音に集中し、葵の乗せられた車の車種や位置を推測する…。現場で捜査を続ける樋口は、ひかりの能力を信じ、該当する車を追跡。その車両ナンバーから車の所有者が葵のかつての交際相手・大森だと判明する。犯人の車を停車させ説得を試みる樋口だが…。一方、ECUをよく思わない強行犯係の沖原(木村祐一)は、ECUを潰すべく犯人確保に部下を動員する。捜査網が錯綜する中、樋口はあることが気になり署に引き返していた。栞と葵の伯母・志津(YOU)と、葵の恋人・新田(森永悠希)も署に駆けつけ、妹の相談に乗らなかったことを悔やむ栞と共に不安な時間を過ごす中、ある手がかりを得た樋口はひかりと共に事件に仕組まれた罠に気づき始めていた……。被害者の身が危険にさらされる中、緊迫の追跡劇が繰り広げられる!そして、ひかりを最大の危機が襲う!その時、樋口は……!?(日本テレビ『ボイス』公式ページより)
第2話(7月20日)
電話から聞こえる微かな音を頼りに被害者の監禁場所を突き止めたひかり(真木よう子)。女子大生連続殺人事件後、ひかりは3ヶ月の条件付きでECUの設置を許可される。しかし、普通は聞こえるはずのない音だけを頼りに監禁場所を突き止めたというひかりを信用できない樋口(唐沢寿明)は、現場リーダーへの誘いを突っぱねてしまう。一方、署長の田所(小市漫太郎)から指示を受けた強行犯係の沖原(木村祐一)は、緊急司令室に戻ってきたひかりが自分のチームに樋口を入れようとしている目的を探っていた……。翌朝、長らく入院している一人息子・大樹(鳥越壮真)の病室で夜を明かした樋口は、後輩の石川(増田貴久)からの電話でひかりが自分たちをECUに異動させたことを知る。苛立つ樋口は、電話からの音が聞こえたというひかりの耳を試すため、離れた距離からひかりに呼びかける。すると、ひかりは普通は聞こえるはずのない樋口の声を聞き取って……。樋口に詰め寄られたひかりは、自分の聴力の秘密を打ち明ける。そして、3年前に妻の未希(菊池桃子)が殺害された事件の陰に、ひかりを巻き込んだもう一つの痛ましい事件が隠されていることを知る樋口。その内容はあまりに衝撃的なものだった……!!果たして、ひかりが樋口をECUに呼び寄せた真の目的とは!?(日本テレビ『ボイス』公式ページより)
第1話(7月13日)
3年前、横浜―。検挙率トップを誇る港東署強行犯一係の係長・『ハマの狂犬』の異名を持つ樋口彰吾(唐沢寿明)はその日、犯罪グループの張り込み中、妻・未希(菊池桃子)からの着信に気づくものの、業務を優先してしまう。その着信が妻からのSOSだとは知らずに……。(日本テレビ『ボイス』公式ページより)
『ボイス 110緊急指令室』視聴率
- (第1話)12.6%
- (第2話)8.4%
- (第3話)10.7%
『ボイス 110緊急指令室』基本情報
(写真:日本テレビ『ボイス』公式ページより)
- 原作:韓国ドラマ
ボイス~112の奇跡~ DVD-BOX1<シンプルBOXシリーズ> - 脚本:浜田秀哉
- 演出:大谷太郎、久保田充
- プロデューサー:池田健司、尾上貴洋、後藤庸介
- 主題歌:BLUE ENCOUNT『バッドパラドックス』
- 出演:唐沢敏明、真木よう子、増田貴久、木村祐一、石橋菜津美、田村健太郎、安井順平、小市慢太郎、矢作穂香、YOU、菊池桃子ほか
- あらすじ:妻を殺された敏腕刑事×父を殺された声紋分析官。通報電話の”声”が、二人を事件現場に駆り立てる。連続殺人鬼を追うタイムリミットサスペンス!
今回のまとめ
しあわせちゃん
タコ師匠
第三話視聴後、急に脚本がつまらなくなったのどうして!?と検索して(笑)、
こちらに辿り着いたただのドラマ好きです。
本当に。一話目は面白かったですよね。
その後のあまりに不自然な行動の数々に、
第三話で脱落を決めました。
シリアスな医療物と刑事物でこれやられると、本当に萎えます。
コメントありがとうございます!
ホント、1話を見たときは、「凄い、傑作かもしれない」と興奮したのですが、その後が急激におかしくなったので驚きました。
脚本家さんが、原作ドラマを見て、「これは日本版にするのはムリだ」と思いつつ、1話だけ死ぬ気でやり遂げられたのでしょうか(笑)
2話以降は「ツッコミ」ドラマとして認識しました……